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*アートの広場*アートと言う言葉には、芸術と言う意味と美術と言う二つの意味があるので、少し厄介です。 音楽芸術にはアートと言う言葉が使われますが、音楽そのものはアートとは呼ばれません。 したがって、このアートの広場では、基本的に音楽の話は扱いません。 ただし、アートを芸術と言う意味で話すときには、美術と音楽の両方が含まれますので、その場合は音楽のお話をすることがあるかもしれません。 このアートの広場では主に、ファインアート、デザイン、工芸、コンピューターグラフィックス、などに関してのリオが発見した独自の技術や、考えていること、あると便利な道具、参考になった書物やサイトなどを紹介して行く予定です。まずは、リオの芸術観のお話しから芸術とは何ぞや?! わかっている様で、意外とはっきりと答えられない人が多いように思います。 例1、「大自然の風景は最高の芸術。 神様は最高の芸術家。」 などという言葉をよく耳にするからです。 それらは間違った表現です。 例2、「大自然の美はどんな芸術作品より美しい。 神様はどんな芸術家よりも偉大だ。」 と言う表現は正しいです。 なぜ、例1,の表現が間違っているかと言うと、自然の風景がどんなに美しく見えてもそれは芸術とは言えないからなのです。 芸術とはあくまでも人間が意図して作ったものでないと駄目なのです。 つまり人工の造形物のみが芸術作品と呼べるのです。 神様がどんなに美しい自然界の風景や宇宙を創ったとしても、神様は人間ではないので、芸術家とは呼べないのです。 もちろん比喩としての表現なら自由です。 偶然写した写真がどんなに美しくても芸術作品とは呼べないのです。 人間の美意識が働いて意図的に写した写真でないと芸術作品とは呼べないのです。 但し、偶然写った写真でも人間がその写真の中に何か感動するものを発見し、その感動を第三者にハッキリと伝えることが出来るように再構成した場合は、偶然写った写真でも芸術作品となりうることが出来ます。 自然や偶然の美が芸術作品と成る為には、必ず人間の美意識をいったん通過して、再構成されたものでなければならないということです。 そして、もしあなたが人間なら、上手下手は別として何か心に感じたものを美意識をとおして作品を作れば、みんな芸術家になれるのです。 しかし、何も作品を創らなかったり、他人に鑑賞されることを意図した作品を作らなければ、たとえあなたが人間であっても芸術家とは呼べません。 あなたがもし芸術家と呼ばれたいなら、他の人に見せたり聞かせたりするための作品を沢山作って発表すればいいだけです。 いくつ以上作る必要があるかと言うのは作品の内容や規模によって違ってくると思います。 どんな作品でもいいから最低一つ以上は作って発表しないと絶対駄目だということです。 作っただけで発表しなければ、芸術家の卵ではあっても、芸術家とは呼ばれません。 ただし、へんてこりんな作品ばかり作って発表いると、駄目芸術家と呼ばれるかもしれませんね。(笑い) でも芸術家にかわりは無いわけです。 ひょっとして、時代が変われば認められるかも知れませんからね・・・。 リオも今までに作品を沢山作って発表してきたので、芸術家と言えるんですね。 それで食べているから一応プロです。 プロですがスターではありません。 スターとプロはまた別物です。 そして作品の良し悪しは相対的に決まるものです。 何と比べて良いのか悪いのか、誰と比べて良いのか悪いのか、比べるものが無ければ良くも悪くもない作品と言うことになると思います。 コンペなどでは、時間がなかったりして、作品の仕上がりに自分で満足できなかったとしても、他の人の作品が自分のよりもっと駄目なら、自分の作品が一等賞をもらえるのです。 同じ作品を別のコンペに出したら、今度は相手にもしてもらえないかもしれません。 良い芸術作品とは、「作者の表現したい思想や美意識が鑑賞者に対して強くはっきりと伝わるものと言えるでしょう。」 だからコンペに出す場合は「作品としては良くても」コンペの趣旨に合わないものは駄目だと言うことです。 良い芸術作品といえるものでも、作者と鑑賞者の思想や美意識の違いによって、鑑賞者の好き嫌いが出来てくるので、「良い芸術作品=みんなが好きな作品」 と言う方程式は成り立たないと言うことです。 しかし良い芸術作品というものは、一般により多くの人に好まれると言う傾向はあると思います。 ピカソの作品などは、上でお話したことが良く解かる例だと思います。 ピカソの特に晩年の作品からは、作者の思想や美意識が非常に強く、はっきりと伝わって来るので、やはり良い芸術作品といえるでしょう。 でも、ピカソの思想や美意識が肌に合わないという鑑賞者は沢山いるので、ピカソの作品は嫌いだと言う人も多いと言うことなのです。 「芸術とは何か?」 と言う問題はとても奥が深いので、ここでお話したことだけで解決できるような問題ではありません。 でも最低限、ここでお話したことを理解して作品を作るなり、鑑賞するなりすれば、より客観的に作品の良し悪しを自分で判断できるようになれるのではないかと思います。 |
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